菓子処「梅屋」は、大正3(1914)年に旭川で創業しました。旭川の街が生まれて110余年ですので、いまから100年前に和菓子屋としてはじまった梅屋は老舗のお菓子屋といえます。
旭川は、北海道のほぼ中央に位置し、背後に雄大な大雪山連峰を望み、清流石狩川をはじめとする幾多の川が大地を潤す、きわめて自然に恵まれた街です。また、北海道では札幌に次ぐ人口(約34万人)を有し、充実する都市機能と自然が美しく調和する北・北海道の中心都市として発展しつづけています。
街は上川盆地のなかに広がっているため、気候は、冷涼な北海道の中にあっても夏暑く、30度を超えることはめずらしくありません。一方、冬は気象庁の観測記録としては日本一の最低気温「氷点下41度」の記録をもつほどシバレることでも有名です。その寒暖の差が四季のめりはりを生み、天然糖度と栄養価の高いおいしい作物を育てています。
また、文化の香り高い街として、音楽の街、彫刻の街、陶芸の街、家具の街、酒の街など数多くの威名をもちます。
そんな北海道・旭川ではぐくまれた菓子処「梅屋」は、旭川をはじめとする道産の素材にこだわったお菓子をつくりつづけています。私たちのお菓子から、北海道が本来もっているピュアな感性と、澄んだ空気やおいしい水、森や生命の輝きを感じていただけたら幸せに思います。